京都学園では、「個別支援計画」に基づき、利用者の皆さまの社会的自立や生活の質の向上に向けた支援活動を行っております。
活動の趣旨
- 日常生活動作「ADL」の自立に向けて必要な支援を「個別支援計画」に基づいて援助していく。
- 社会的自立に向け、外出や余暇(映画、カラオケ、利用者の外泊、買い物)など、様々な社会資源の活用を取り入れた支援を行う。
- 福祉的就労支援として、日中の作業活動を通じて利用者の積極的な社会参加自己実現を促すため、一人ひとりに適した作業環境や作業方法を提供し、園内就労や園外就労なども取り入れた、自立に向けての支援を行う。
- 日常生活動作「ADL(Activities of Daily Living)」とは、日常生活を営む上で、普通におこなっている行為、行動のことです。
具体的には、食事や排泄、整容、移動、入浴等の基本的な行動をさします。
リハビリテーションや介護の世界で一般的に使われている用語の一つで、要介護高齢者や障がい者等が、どの程度自立的な生活が可能かを評価する指標としても使われます。
日中活動支援の内容
重度利用者さん対象で、ADLの向上及び日常生活の安定を主に支援しております。その中で、軽作業や環境整備、健康面の支援で運動や機能訓練等も取り入れ実施しております。
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- ADL支援~食事、排泄、入浴、お部屋の整 理整頓、整容等の支援/介助
- 軽作業~パッキン入れ(ポリタンクのキャップ)、空き缶潰し等
- 環境整備~花壇の手入れ、除草等
- 運動~散歩、機械運動等
- 機能訓練
指先の訓練(クリップ止め、ブロック、積み木、貼絵、裁縫等)
四肢の訓練(階段の昇降、機械運動等)
軽度利用者さん対象で、ADL、IADLの向上の他、作業に従事する事で、日課を充実させ安定した生活が送れるよう支援しております。
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- 大便器のロータンク内の部品組み立て作業
- 電気コードリール解体作業
- 農耕作業(野菜の育成から販売までの実施)
- その他(シーズンや短期的な依頼による組み立て作業等)